2026/02/18
どうもホウヤマです。
花粉の季節がやってきますね。
僕にとっては毎年の天敵です。
さて、今回のテーマは 「ハムストリング」 です。
「走っているとすぐモモ裏が張る」
「前モモばっかり疲れて、裏側を使えている気がしない」
「肉離れが怖くて全力で走れない」
こういう声、現場でほんとによく聞きます。
この記事では、ハムストリングがスポーツでなぜ重要なのか、そして「強さ・柔らかさ・使える」の3つの要素について、現場での経験をもとにお伝えしていきます。
Contents
ハムストリングってどこの筋肉?

ハムストリングとは、いわゆる 「もも裏」 にある筋肉群のことです。
太ももの後ろ側にあり、股関節と膝関節の両方の動きに関わっています。
走る、跳ぶ、止まる、方向を変える——スポーツの基本動作のほぼすべてに関係している筋肉です。
サッカー、野球、バスケ、陸上、バレーボールなど、競技を問わずパフォーマンスに直結する「主役級」の存在と言えます。
意外と「使えていない」人が多い
ハムストリングは大事な筋肉ですが、実際にはうまく使えていない選手がとても多いです。
これ、ほんとに多いです。
現場でよく見かけるパターンとしては、こんな傾向があります。
- 前モモ(大腿四頭筋)ばかりに頼ってしまう → ブレーキ筋ばかり働いて、推進力が出にくい
- お尻(臀筋)がうまく使えていない → ハムストリングに過度な負担がかかりやすい
- 走るとすぐモモ裏が張る、つりやすい → 筋肉がうまく機能していないサインの可能性
こうした状態が続くと、走りのフォームが崩れたり、パフォーマンスが頭打ちになったり、ケガのリスクが高まったりすることがあります。
体の使い方やフォームが痛みの原因になるケースについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
→ 【ホウヤマBLOG vol.7】スポーツ選手の腰痛|現場で多くの選手を見てきて感じる本当の原因
ハムストリングに必要な「3つの要素」
ハムストリングを整えるうえで大事なのは、次の3つです。
① 強い(出力が出せる)
筋力がなければ、そもそもスピードやパワーは出ません。
特にスプリントやジャンプのように大きな力が必要な場面では、ハムストリングの出力が直接パフォーマンスに影響します。
→ トレーニングで強化していく必要があります。
② 柔らかい(ケガしにくい)
硬い筋肉は、急な動きに対応しきれず損傷しやすくなります。
ハムストリングの肉離れは、柔軟性不足が一因と考えられているケースが多いです。
→ ストレッチやケアで柔軟性を維持・向上させることが大切です。
鍼治療による筋肉へのアプローチについてはこちら
→ 【ホウヤマBLOG vol.8】鍼治療で筋肉が緩む理由|生理学的な視点から解説します
③ 使える(動きのなかで発揮できる)
強くて柔らかくても、実際の動きのなかで使えなければ意味がありません。
走るフォームや体の連動の仕方が悪いと、せっかくの筋力が競技に活きてこないことがあります。
→ 動作指導やフォーム改善で「使える状態」にしていくことが重要です。
この3つのうち、どれか1つでも欠けるとパフォーマンスは伸びにくく、ケガのリスクも高まる可能性があります。
ハムストリングが整っていないとどうなる?
簡単にまとめると、こういうことが起こりやすくなります。
- 弱い → 出力が足りず、スピードやキレが出ない
- 硬い → 肉離れや筋損傷のリスクが高まりやすい
- 使えない → トレーニングしても競技動作に反映されにくい
結果として、パフォーマンスが伸び悩む原因になっていることが少なくありません。
セルフチェックしてみましょう:
- ☑ 走ったあと、前モモばかり疲れる
- ☑ もも裏がすぐ張る、つりやすい
- ☑ お尻に力が入りにくいと感じる
- ☑ スプリントで後半失速しやすい
- ☑ 肉離れをしたことがある、または怖いと感じる
2つ以上当てはまる場合は、ハムストリングの機能を一度見直してみる価値があるかもしれません。
じゃあどうするか?——3つをまとめて整える
- 強くする → トレーニングで筋力を高める
- 柔らかくする → ストレッチやケアで柔軟性を保つ
- 使えるようにする → 動きの指導・フォーム改善で競技に活かす
この3つをバラバラにやるのではなく、体の状態を見ながら組み合わせていくことが大切です。
当院では、施術(手技・鍼灸)によるケアだけでなく、**パーソナルトレーニング**や運動指導を通じて、この3つの要素をトータルでサポートしています。
ここが整うと、走りは一気に変わっていく選手が多いです。
※効果には個人差があります。すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。
こんな症状があるときは、早めの受診を
セルフケアやトレーニングも大事ですが、以下のような症状がある場合は無理をせず、医療機関への受診を検討してください。
- もも裏に激しい痛みがあり、歩行が困難
- 患部が腫れている、内出血がある
- 「ブチッ」という断裂感があった
- 痛みが長期間続いている
肉離れなどの筋損傷は程度によって対応が異なります。
まずは整形外科で検査を受けていただくことをおすすめします。
当院でも、施術前のカウンセリングで気になる症状があれば、医療機関の受診をおすすめすることがあります。
ハムストリングが変わると、走りが変わる
ハムストリングは、スポーツをする人にとって欠かせない筋肉です。
強さ、柔らかさ、使える——この3つが揃ったとき、走りは確実に変わっていきます。
そして走りが変わると、プレーが変わる。プレーが変わると、競技がもっと楽しくなる。
本気で速くなりたい人。
本気で伸びたい選手。
お子さんのケガ予防や身体づくりを考えている保護者の方。
成長期のお子さんの体づくりについてはこちら
→ ジュニア育成・身体能力UP教室
成長痛(オスグッド)が気になる方はこちらもご覧ください
→ 【ホウヤマBLOG vol.3】オスグッド(成長痛)|なる子とならない子の違いとは?
まずは一度、体の状態を見せてください。
一緒にしっかり整えていきましょう。
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執筆・監修:ホウヤマ鍼灸整骨院・整体院
- 対応領域: スポーツ外傷・障害/肩こり・腰痛などの慢性症状/姿勢改善/パーソナルトレーニング/ジュニア育成(身体能力UP教室)/交通事故施術
- 特徴: 手技・鍼灸・4Dストレッチを組み合わせたオーダーメイドの施術。スポーツトレーナーとしての現場経験を活かし、根本改善と再発防止を重視しています
- 保有資格: 鍼灸師(はり師・きゅう師)/柔道整復師/機能訓練指導員/ストレッチポールBasicインストラクター/Skinstretch Basic認定/FAD認定REBUILDトレーナー
- 初めての方へ: おひとりおひとりの体の状態をしっかり見させていただいたうえで、施術の方針をご説明いたします。わからないことがあれば、何でもお気軽にご質問ください。
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広島県安芸郡海田町蟹原2丁目2-9 石本ビル102
よくあるご質問(FAQ)
Q. ハムストリングが「張る」のは、硬いだけが原因ですか?
硬さだけが原因とは限りません。
筋力不足や、お尻の筋肉がうまく使えていないことで、ハムストリングに過度な負担がかかり「張り」として感じるケースもあります。
原因を見極めることが大切です。
Q. ハムストリングの肉離れは、何が原因で起きるのですか?
柔軟性の不足、ウォームアップ不足、筋疲労の蓄積、筋力バランスの崩れなど、複数の要因が重なって起きることが多いと考えられています。
一つの原因だけではなく、総合的に体の状態を整えることが予防につながります。
Q. 中学生・高校生でもハムストリングのケアは必要ですか?
はい、成長期の選手にこそ大切です。
成長期は骨の成長に筋肉の発達が追いつかないことがあり、筋肉に負担がかかりやすい時期です。
早い段階から正しい体の使い方やケアを身につけておくことで、ケガの予防につながる可能性があります。
→ 【ホウヤマBLOG vol.3】オスグッド(成長痛)|なる子とならない子の違いとは?
Q. ストレッチだけで十分ですか?
柔軟性を保つうえでストレッチはとても有効ですが、それだけでは「強さ」と「使える」の要素をカバーしきれません。
トレーニングや動作指導と組み合わせることで、より効果的なアプローチになると考えています。
Q. どのくらいで変化を感じられますか?
個人差がありますので一概には言えませんが、体の使い方やフォームに変化が出てくると、走りの感覚が変わったと実感される方もいらっしゃいます。
まずは体の状態を確認させていただき、一緒に方針を立てていきましょう。
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